イベントレポート

「第77暗礁宙域」：武尊

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第二戦　目前で立ち往生 第二戦に入る前に、よくわからなかった南海本線・南海高野線の謎を解き明かしておきたい。 後でWikipediaで調べたところによると、南海高野線は形式上、汐見橋−（なんば）−高野山となっているが、現在高野線の列車はなんば駅が運行上の始発駅となっており、汐見橋−岸里玉出間は南海高野線と直通していないらしい。 このため、汐見橋−岸里玉出は汐見橋線という通称で呼ばれ、ほとんど支線扱いで運行されているようだ。 （形式上は南海高野線管轄のため、南海高野線の職員が乗務員をつとめているらしい） また、なんば−岸里玉出間は、並行して走っているとはいえ、全く別の路線であるため、停車駅が 南海本線 なんば駅・新今宮・天下茶屋・岸里玉出 南海高野線 なんば駅・今宮戎・新今宮・萩之茶屋・天下茶屋・岸里玉出 というように、別々に設定されているらしい。 そこで、少々反則臭く、またその時点ではこのような事情がきちんと把握できておらず、説明もしにくかったため、主催者の独断で 南海本線の路線図を基準に南海高野線の駅（今宮戎・萩之茶屋）は通過駅にカウントしない という臨時特例ルールを作成し、その場にいた青・黄・緑チームに適応させていました。 今にして思えば、やはりGMに理解できていないままでも説明したうえで、全チームに特例ルールを通達するべきだったと後悔しております。 相変わらず閑散としたホームで、六人で戦況報告会としゃれこんでいると、孤独なうさみみ隊：赤チームからうさみみメールが。 どうやらなんば駅止まりだったようで、添付画像にはうさみみを頭に載せて強張った表情のお二方が。 第二戦開始から１０分ほど。 ようやく電車が来たので、サイコロを振っていそいそと乗車。サイコロの目は《２》。 緑チームはひと駅目の天下茶屋駅に消え、我らが青チームと黄チームはともに新今宮へ。 新今宮駅　南海本線 12:35 新今宮〜。 相変わらず複雑で閑散としたホーム。南海高野線のほうが人が多く、少々ほっとしつつベンチに座る。 とりあえず、カードを引くため、サイコロを投じる。 《６》と《６》。 「はずれ（笑）」カードにほっとしながら、もう一度カードを引き直す。 《２》と《３》、「さんぽすすんで　にほさがる〜♪」カードだ。 特に駅から出たりするわけでもないので、ついでに次のターンのさいころも振る。 《６》。 つまり、6駅進んだのち3駅後退させられるのだが、最下位を免れたおかげか、軽い気持ちで「結局本町までか〜」とか話し合っていた。 ところが、黄チームとともに電車を待ってみるが、一向に電車が来ない。 向こう側の南海高野線のホームは頻繁に列車が出たり入ったりするにもかかわらず、だ。 目の前で南海高野線のなんば行きが発車していくのを何本か見送っていると、ようやく我が南海本線のホームに列車が。 終着駅を目指す満員気味の列車に揺られながら、「もうちょっと勉強する必要があるわ」と一人物思いにふけりました。 なんばで御堂筋線に乗り換えて、中津駅へ。 赤チームの存在が気がかりなので、駅に停車するたびにホームを覗き見て警戒。 そうして梅田駅の一歩手前、淀屋橋駅で発車間際にメールが。 1300　定時報告 赤：本町　　 青：新今宮　　 黄：新今宮　　 緑：天下茶屋 GMイベント　「貴方へ届け！　この思い。」発動。 ついに来たGMイベント、しかもこのタイミングでひゃっほーーーい（何 ※　このGMイベントも、トラップ系カードと同じく全チーム対象の強制発動イベントで、移動やカードイベントはリセットされる。 つまり、この煩わしい「さんぽすすんで　にほさがる〜♪」カードの移動もリセット。 淀屋橋で下車すると発車に支障をきたす可能性があると考えて、次の梅田駅で下車しイベントを行うことに。 これは、ついに我が方に勝機が！？ 梅田駅　御堂筋線 13:05 ところで、肝心のGMイベントの内容は GM「来る9月13日に関東に現るネコミミ勇者たちに声援を。駅周辺の“関東”のモノを撮影しGMに報告。 　　　ぶっちゃけ“関東”であれば、文字でも絵でも何でもOK！（ただし手書きはNG）」 というもの。 「なんでしょう、“関東”って」　「梅田なら何かあるんじゃないですか」とかいいつつ、梅田駅に降り立ち周りを見渡すと あった。 大阪市営地下鉄なのにJR東海の広告。 ババーンと大きな広告の右端に、山手線の列車っぽい絵と“東京駅から山手線へ”の文字。 絵は今回唯一の関東からの参加者、相方のcolonelさんも「間違いない」というほどのもの。 画像は不鮮明だけど自信満々でGMに送信し、イベントクリア。 本来なら中津で折り返し本町まで戻るべきところでGMイベント発動、すぐにイベントをクリアしたことに両名感激。 colonel「これは、帰ったら山手線のE231系（画像の列車の絵の形式番号）をよく拝んでおかなくては」 私も生まれて初めて“関東”に感謝しました。（何 ここでまたも主催者としてルールをしっかり把握していない所を露呈。 GMイベントもカードイベントと同じく、イベントによる移動後や、イベント終了後はカードを引く必要なく、次の移動のサイコロを振ることができるのですが、このとき、何の疑いもなくカードを引いてしまいました。 サイコロの目は《６》と《２》：「フラグブレイカー」カードだったので、直接ゲームに関係がないカードだったのが救いですが。 GMイベントをすませた後。 赤チームからメールが。 （赤チーム・風来春雷さん撮影） みみをつけっぱなしで昼食をとっているらしい。 ルール上、やむを得んとはいえ･･････過酷すぎるなぁ。 後ろから追いすがる赤チームから逃げる意味でも、一刻も早く乗り換えを！ 阪急梅田駅へ続く連絡通路を兼ねた地下街で移動サイコロを。 目的地・神崎川まであと３駅。高鳴る胸の鼓動を聞きながら、サイコロの軌道を見つめる。 《２》 「惜しいぃー！」とかいいつつも、まだ余裕が。 これでも（一応）関西私鉄ファンの私。阪急の列車のこととかをcolonelさんに語りつつ、十三へ。 十三駅　阪急電鉄 13:25 阪急線では梅田駅・三宮駅に次ぐターミナル駅、十三駅。 ここでは何のカードを引かされるのか。 《５》と《２》、「サッカリン等を摂取するがよい」 再びサイコロを振り、偶数が出たのでお土産さがしへ。 って、十三土産って、何？？？ 駅を出れば商店街が広がる街である。こんなところの土産なんてあるのだろうか？ 商店街を出て歩くこと、十分ほど。 唐突に「お土産」の文字が。おぉ！ サンマルク・カフェの「おみやげチョコクロ」というクロワッサン。 早速二つ購入して、GMに報告。 送信後にふと気づく。 私「これ“原宿名物”って書いてますよ？（汗」 どうやら、原宿にあるというサンマルク・カフェの本店で販売されているもので、十三では限定販売中らしい。 うーん、と考えてから、colonelさんが一言。 colonel「関東在住の私が知らなかったからいいでしょう」 私「なら大丈夫でしょうか」 こうして、人間は処世術を覚えるのです。（ぉ ということで一件落着（？）。先を急ごう。 駅に到着。隅っこの方でサイコロを振る。１でろ１！！！ 《６》 いったん神崎川まで行って折り返し、梅田駅で折り返し、十三に帰ってくるという、やなフラグ。 とにかくその通りに、阪急線を行ったり来たり。 十三駅　阪急電鉄 13:57 再びの十三。座った目でとにかくカードを引く。 《２》と《１》、「あせらないあせらない　一休み一休み」 焦るよっ！ とさけんでも仕方ないので、コンビニでお茶とベビースターラーメンを購入。 ベンチに座り、先ほどのお土産、「チョコクロ」をパクリ。うま〜。 と、和んでいると、運命のメールが。 GMさんの情報操作（何 14:00定時報告 赤：十三　　 青：十三　　 黄：中津　　 緑：梅田 ！？　んだとぉ！ ササッとあたりを見回すと、ホームの端っこの方からやたら目立つ二人組が。 colonel「やばっ」 と、colonelさんは隠れようとしたけど、時すでに遅し。 目の前には満面に笑みを浮かべた男女学生ペアが･･････。 今ゲーム初遭遇。もううさみみとは無縁になれると思ったのにぃ〜。（orz もはや苦笑するしかない。うさみみでホームのベンチに佇む二人。 赤チームは神崎川で折り返し、中津へ向かうらしい。 折り返しの車中から二人に写真まで撮られる。あ〜。 周りの人にも聞こえるように大きな声で独り言。 私「あ〜あ。誰やねん、こんなルール考えたやつ〜」 まぎれもなく私。電車を見送るホームに、独り言がさびしく響いた。 しばらくしてメール受信。 GM「緑チームまたもや目的地到着。誰かこの勢いを止めるんだ（ぇ」 目的地到着を目前で逃す。うさみみを外しつつ、ぐったりとベンチに座り込む。 第二戦の結果は次の通り。 緑 ０ １位 青 −３００ ２位 黄 −３００ ２位 赤 −３５０ ４位／うさみみ装着 緑チーム独走のまま、わが青チームは僅差でうさみみを免れ、第三戦へ。 第三戦の目的地は、御堂筋線/堺筋線：動物園前（どうぶつえんまえ）駅だ！ って、また御堂筋線かよっ。 第三戦に続く。