Y.E.T.吉村電鉄交通社 4.5th ReAssault
第二回 千葉密林地帯素人銃撃戦ツアー

K.R.T. 関東遠征作戦 報告書

〜 若さゆえの過ち 0泊3日 ドタバタ参戦記 〜

※ 執筆者の主観で書いているため、イベント以外のことも無駄に詳しく記述されています
※ メモもろくに残さず、曖昧な記憶をもとに書いているので、一部、間違いや脚色があるかも
※ フィールドのマップや、各ミッションの説明などは、こちらをご覧下さい。



出撃
五月八日 二一一〇

必要な装備を最低限に絞ったにもかかわらず、担ぐ肩にパンパンに膨らんだ旅行鞄の紐が食い込む。
重さを我慢しながら、えっちらおっちら大阪駅を目指す。
出発に際して録った音声記録には、すでにくじけそうな「しんど〜」という声が。

ついにこの日がやってきてしまった。
前回の「銃撃戦 in 大阪」から一か月余りしかたっていないというのに、今度は関東への遠征である。
なぜ、こんなことになってしまったのか。
四月上旬のあの日、口では「給料の額が」とか言い訳しつつも、心はすでに参加の意思が固まっていた。。
しかし、実際に参加を決めた夜、頭によぎったのは装備品の貧弱さ。
とてもじゃないが、仮にも経験値レベル3で、2000円のガスガンにジャンパーとジーパンでは、素人に毛が生えた程度とはいえみっともない。
そこまで考えて決断は速かった。
夜行バスの料金と、新銃・迷彩服の購入資金として3万8千円を臨時予算に組み込み、すでに計算が終わっていた次期給与から前借し、遠征作戦を最優先させて他の出費を極限まで切り詰めた。
4月26日には、前回以来親しくさせてもらっている夜鷹さんと合流して日本橋でお買い物。
さんざん迷った挙句、「東京マルイ vz.61 スコーピオン」と「中国製 NATO軍?迷彩服(パチモン)」を予算ギリギリの3万円弱をつぎ込んで購入。
多弾倉マガジン(370連)を購入しようか、すごく迷ったが、今次作戦以降に使用する可能性が低いので、ノーマルマガジン三本で対処することに。
また、バッテリがニッカド電池で、充電量に不安があるものの、「公称フルオート1700発」という謳い文句に魅かれ、スペアバッテリの購入も見送り。
これらの判断で、あとあと後悔を味わう羽目に・・・・・・。
夜行バスは、JRバスの「青春メガドリーム号」という便に決めた。
大阪発が22:40、東京着が翌06:36と、丁度いい時間帯で、かつ、ネットで予約すると割引がついて片道4000円になるのが魅力的だった。
周囲からはやたらめったら反対されたが、この安さにかなうものはない。

こうして迎えた5月8日。
この日は金曜日。2時限目と5時限目に講義があるという、よくわからない取り方をしてしまった曜日だ。
講義の取り方が中途半端で、しかも出席点があったり必修だったりと、休みようがなかったのも、0泊3日という無茶苦茶な強行日程を組んでしまった一因だ。
まぁ、大方の予想通り、落ち着きなく講義を受けて、猛ダッシュで帰宅、飯をかっ込みシャワーを浴びて、最終準備を整え、現在にいたる。
若干の疲労は感じているものの、久々のサバゲーや、物心ついて以降初めて踏む関東の地、はじめて乗る夜行バスなどに踊る心が、すべての不安を押し流してしまっている。
バカでかい荷物に突き刺さる、電車内の帰宅者たちの奇異の目線を真正面で受け止めながら、バス発車の40分前に大阪駅に到着。
けっこう待たされるかと思いきや、案外早くに乗車。
夜行バス初乗車のドキドキで、写真を撮るのを忘れていたが、バスの類では最も大きい、4列シートのハイデッカー大型バスで、この日のバスも満席に近い混み様。
狭いというほどでもなかったので、寝られそうかな? と思っていたら、ひとつ誤算が。
2階席の後方窓側の座席だったのですが、なぜか私の席だけ妙に一段、ステップが高くなっていて、満足に足が伸ばせない体勢に。
予想通りとはいえ、全く寝ること無く、東方シリーズのBGMを聴きながら、じぃ〜と座っているしかなく・・・・・・。
なんだかエコノミー症候群気味。みんなは羨むけど、足が長いと苦労の方が多いと思うんだぜ。


上京
五月九日 〇六〇〇

そうこうしているうちに夜が明ける。 朝日が眩しい。
どこを走っているのかさっぱりわからなかったが、「JR渋谷駅」の文字を見て、東京に来てしまったことを実感。
霞が関とか、永田町とか、国会議事堂とか…… 地図や新聞でおなじみの地名や建物を間近で見て、「とんでもないところに来ちまったなぁ」。
そして06:10、予定より26分早く東京駅に到着。
ホームページの路線案内にも、予約時の確認画面にも、切符にすら「八重洲口着」って書いてあったのに、実際のおりばは全然違うし。
とりあえず、関東上陸を報告しようかと電源を入れた携帯からアップローダーを開こうとするも、バスの中で書き込みを試みて文字化けしちゃったのを思い出し、メーリングリストを使うことに。
自分が送ったものが自分の下に送られてきて、正常に動作するのを確認。
その後、八重洲口目指して転進。
合流ポイントへ向かう途中、八重洲地下街にて、今回のフィールド輸送をお願いした、K.R.T.首都圏支部長(勝手に任命)のcolonelさん(以降、大佐さん)と合流。
全く寝ていないことを告げると本気で心配されました。 私も心配。
夜鷹さんは後から合流とのことで、マクド東京駅店の開店を待って腹ごしらえ。
なかなか店に入れてもらえず、退屈しのぎに携帯を開いてびっくり。
どうやら先の私のメールがメーリングリスト一番手だったらしく、それを皮切りにメールラッシュが始まってました。
一番手を狙ってたらしい杜若雫さんに嫉妬されました。 これはしたりw(無意識でしたが
はじめは、次から次へと舞い込むメールを、大佐とともに一通ずつさばいていたのですが、だんだん気持ち悪くなってきたので途中で終了。
高速バスの中ではほとんど電源を切っていたし、着信音なし、バイブもなし、画面ライトは5秒で消灯、という万全の節電対策を取ったので、そんな簡単にバッテリが尽きることもあるまい、とイベント終了まで放置していたとか。
朝食は、ハンバーガーが食べれそうになかったので、ホットドッグとポテトをチョイス。 350円、最高だ朝マック。
私としては軽すぎる朝食をもしゃもしゃやってると、登山ザックを担いだ夜鷹さん合流。
およそ二週間ぶりの再会ですが、どんどん彼の雰囲気が引き締まってきているような。 社会人なんだなぁ。
続々と寄せられる到着メールに「早ぇよっ!」と一同おののきながら、07:30ごろ、フィールドに向けて出発。
首都高速の規模の大きさに、夜鷹さんとともに「環状線(阪神高速)とはちゃうなぁ」を驚いていましたが、さすがに東京のドライバーはお行儀がいいです。(笑)


到着
五月九日 〇八三五

東京から高速で駆け抜けること数十分。
びっくりするぐらい田舎な農道をガタガタと走り、ようやく本日のフィールドに到着。

馬幻想さん 馬理沙(杜若 雫さん)
(二枚とも神原さん撮影)

なに、これ? (汗
フィールドでは、既に到着していた変な人たちがお出迎え。
個性豊かな面々の、個性豊かな格好に対抗すべく、ごそごそとうさみみを取り出す私。(待て

とりあえず、セーフティの奥のほうに荷物を置き、我々のベースとすることに。
そして、輸送部隊の大佐は酒々井駅にお迎えに行き、私と夜鷹さんも後続を待つ組に。
それから、“馬面な変態さん”や“普通な変態さん”などとともに何度となくお出迎えに行ったり、準備を進めたり。
家政婦さんには、自己紹介的写真を撮ってもらいました。

さすがに顔は隠すべ
(家政婦さん撮影)

「大阪の社長」と書くと、周りの皆さんから
「大阪から御苦労様です」、「お土産は?」
など、ありがたいお言葉をいただきました。 次回はお土産を持っていくことも検討しようかと。
(金銭的な問題もありましたが、何といっても荷物を増やしたくなかったのですよ……)

そうして待つこと数十分。
ついに社長のご到着! (敬礼ッ
今回も元気にスーツで出勤されました。 スーツが似合うって、ええなっ。
ほかの方々も続々と到着し、10時ごろには全員が集合してしまいました。

ほんの一部 スーツな後ろ姿

総勢59人。 K.R.T.銃撃戦の三倍の人数です。
ほんま、よぅ、こんなにたくさん集まったなぁ。 (苦笑

名札配り、ドッグタグ配給、チーム分け。

自分の名札は「こばと」と「すばる」でした。 楽煮さん、毎度毎度、良い仕事してますねぇ。

智蔵さん作のドッグタグ。 うはー、この形状、いいなぁ。
そしてチームは、まさかのらび助教官と同じCチーム。
共産圏なスコーピオンで赤軍とか、やってみたかったな。

ずらっ
ずららっ(家政婦さん撮影)

ずらっとおかれた銃の数々。
P90、M16系、MP5系が多かったように記憶。
みなさん、サイレンサーとかスコープとかカスタマイズが凝ってます。
かっこいいけど、あそこまでお金をかけたくないものだ。 ほかにも買いたいものもあるし。
大佐はいろいろカスタムされたFA-MAS(写真右)を持ってきてました。
一方、大のFA-MAS好きの夜鷹さんは、直前に愛銃が沈黙してしまったので、大佐のM16を借りて使うことに。
右手にM16、背中にまわすP90を左手に持ち、電動のM92Fを腰に差す重武装。 敵としてあたりたくないものです。
幻想さんはいつものように、“うまい棒カスタム”のH&K USP。 以前まで購入を考えていた銃のガスガン版。
「せっかく同じガスガン仲間と思っていたのに……」と残念がられました。
ごめんなさい、私はさそりまん(vz.61)と最後まで添い遂げます。(裏切り者
銃を持っていない方々は、AK-47βスペツナズをレンタル。
『AKなのに、西側っぽい』と私が敬遠している銃ですね。(何様
とま、そんな感じで、スコーピオンを装備しているのは私だけの模様。
『だれも使う人はいるまい』と購入を決めたので、してやったりな気分。……真剣に購入理由がこれだけだから困る。

10;30ごろ、いよいよ全員が集まって開会式。
最初の挨拶だけで、説明を教官に任せる社長。
さすがのフリーダム全開です。
教官の説明のさなか、その後方で、スナイパーライフルを構える社長。
振り返る教官、周囲から湧く笑い声、ライフルを肩に担いで笑顔な社長。
平和だ。 なんて平和なんだこの瞬間。
新兵たちの緊張も緩んだところで、いざ開会!


開戦
五月九日 一一〇〇

MISSION .01 : チュートリアル戦

まずはじめはウォーミングアップ。
新兵の体に、戦を叩き込むチュートリアル戦闘です。
時間は15分。復活や弾数は無制限で、とにかく体で戦場を感じろ、という趣旨。
いちおう過去3回のサバゲ経験で、“経験者”の末席に列せられる私ですが、いずれもインドア戦闘のみで、野戦は初体験。
相棒も初陣なので、ほかの新兵同様に、心中は緊張でがちがち。
虎の子、三本のノーマルマガジンに、一弾一弾心をこめて弾を込めていると、

教官:「じゃあカレーチームはこっちへー」
兵士:「「カレーっすか!?」」

もとはと言えば、“戦場でカレーを食うこと”を求めて結集したわれら。(違ッ
C/D連合チームということで、大佐も同じチーム。 新浜県警の制服がひときわ目を引きます。
敬愛するカレー様のもとに一致団結した我が軍は、だれにも負けない勇気を胸に戦場へ……

社長戦闘中
(家政婦さん撮影)

どうしてあなたは、スーツのままなのですかッ?!
あかん、この馬鹿には追いつけへん。(尊敬のまなざし
尊敬はしても、絶対にああならないと心に誓いました。 ……すでになりかけてるか。(ぇ

森を歩き、藪をかき分け、Bフラッグを目指すカレーチーム。
周囲には木々や藪のほかに、たけのことか、アスレチックな構造物の数々。
そしていよいよ、教官の言葉で戦闘開始の刻。

教官「やつらをカレーまみれにしてくれるわー!!」
兵士「「うおぉぉぉぉっ!!!」」

やっべ、毎度のことながら、このドキドキはたまらんッ!
興奮でゴーグルが曇らないように注意していると、周囲の人がバタバタと戦死していく。
赤軍がすごい勢いで突撃してきていました。

※ K.R.T.では、赤チームのことを伝統的に“赤軍”(せきぐん)と呼称します。だって、東側っぽくてカッコよくないですか?

とくに手薄になっていた右翼側に転進。
すでに中央が落とされたらしく、正面と斜め左前方から激しい銃弾の嵐。
サブマシンガンなのに多弾倉マガジンはなく、フルオートでばらまく金銭的度胸もない私は、突撃する友軍の支援にセミオートで狙撃を展開。
“人間兵器”と化した教官殿などのベテランたちによって勢いを盛り返した中央・左翼勢がじりじりと戦線を押し戻し、我々右翼もじりじりと前進。
結果、一度も被弾することなく、逆に突撃してくる敵と、弾幕を張る敵の、一人ずつを撃墜して、2撃墜を記録。
今日はなんだか調子がいい気がするっ。 でも、できれば、敵弾に当たりたかったなぁ。(駄目だこのマゾ

MISSION .02 : フラッグアタック part.1

お次は、これまた初めてのフラッグアタック。 チームも同じくC/Dの連合軍。
Bフラッグから、Aフラッグの赤軍兵と相対します。

※ ちなみに、なぜか経験者の中に入ってしまった私を含むサバゲ経験三回以上の人は、ここから1マガジン制限がかかることに
社長の慈悲で、マガジン装弾数100発未満の人は、1マガジンに+100発程度持ち込みができる、というルールができたので、私は1マガジン(約58発)+2マガジン(約116発)=約174発を携行しました
これでも、長期戦になると弾が尽きるから、ほんとに多弾倉買っとくべきだったなぁ

と、ここで、頼れる教官から交戦にあたっての作戦が提示されました。
それは、志願兵による別働隊を編成、本隊が激しい弾幕を張って敵を引き付ける一方、別働隊が大きく迂回して敵フラッグ本陣を強襲、一気にフラッグゲットする、というもの。
うはぁ、本物っぽい! 迷わず別働隊に志願。(ちぃっとは考えろ
Nezardさんを隊長とする7名が別働隊として編成され、右翼側から侵攻開始。
開戦後、隠密のごとく早く、静かに、敵陣を目指したのですが……

隠密部隊
(家政婦さん撮影)

あえなく敵軍兵と交戦状態に。
敵方は3,4人と勝手に推定。
「早くつぶして、進まなければ」と焦る心とは裏腹に、激しい銃撃の押収は一向に収まらず。
しびれを切らして、無理に前進した人は、すぐに返り討ちにされ。
そうこうしているうちにマガジンが空になっちゃったので、コードリールに隠れてリロードしていると、頭にヒット。
結局、隠密作戦は失敗に終わり、本隊もこう着状態のままタイムアップ。
私は一人も倒さぬまま途中退場。
スコアは、1戦死/1撃墜。 このくらいが妥当ですよね。(笑

MISSION .03 : フラッグアタック part.2

集結する戦士たち   突撃じゃ〜!
(家政婦さん撮影)

フラッグアタック・二戦目は、チームはそのままにフラッグの位置だけ交代。
カレーチームはAフラッグに拠点を構えます。
ここでまた、教官から作戦提示。
今度は、成績のいい瀬尾さんや大佐などの精鋭を別働隊として、残りの兵+教官でおとりの本隊となることに。
私も当然、本隊配属。 いちおう、経験者のはしくれとして派手に突撃をかましてみようと思ってみたり。

※ 実は、この辺りから、曇り止めをつけてもゴーグルが曇るという、ある意味仕方のない事態に悩まされました
交戦中ならまだしも、開戦を待つ間に曇っちゃうもんだから始末に負えない

フラッグのブザーで開戦!
Aフラッグは藪などの障害物がなく、比較的視界の開けた林の中にあり、Bフラッグの時より走りやすい。
あっという間に会敵し、交戦状態に。
フルオートでばらまかれる弾幕の中、セミオートな心意気で頑張ってみましたが、敵を捉えることのできないまま戦死。
2戦死/1撃墜、と負け越し。 だんだんらしくなってきた。

MISSION .04 : チームバトルロイヤル part.1

さて、フラッグアタックの興奮冷めやらぬまま、今度はチームバトルロイヤルです。
これは、A,B,C,Dの4チームを、さらに2チームごとの計8チームに分け、各チーム一人がうさみみを装着、最も多くのうさみみを獲得したチームが勝利、という大人数ならではのルール。
ひそかにこのゲーム案を考案した本人としては、奮起せずにはおれません。

私は教官や兄者さんたちと同じC1チーム。
うさみみはもちろん、教官殿に着けていただきました。(ぇ
準備完了次第、三々五々に戦場へ向かう戦士たち。
我々はAフラッグの周辺に布陣。
教官の指示に従って、うさみみを囲むように陣形をとりました。 私は後衛。
まるで「機動戦士ガンダム戦記」に出てきそうな布陣(例が古い)で開始の合図を待っていると、

プアーン

教官:「ヒットォー!!」
私:「ええぇッ! あだッひっとぉ!!」

開始五秒でC1壊滅。
実は、フィールドのど真ん中に構えてた我々。
両側を敵チームに挟まれ、開始と同時に双方から総攻撃、小隊の半分が撃沈しました。
余りにも余裕を持ちすぎた、ということでしょうか。 無念。

C1速攻玉砕の図
(家政婦さん撮影)


野郎ども! カレーの時間だッ!!
五月九日 一二三〇

撃たれたので、カレーの時間です。
まさかの瞬殺でしたが、すでに先客がちらほら。
このゲームは、最初の陣地の確保が一番重要と認識。
でも、そんなことはどうでもいいので(ぉ)、さっさとカレーを調達。

まさかのカレー写真撮り忘れ☆(コラ
他の人のレポート見れば、おいしいカレーが見られると思うよっ。(ぉ
意外にも、カレーだけでなく、お漬物やスープとかがついた豪勢なもの。
福神漬けやらっきょが取り放題とは、どこまでサービスがよろしいのかと。 まるで関西で食べてるような錯覚。
味はちょっと辛め。 でも、苦手な味であるのが些細なことのように、すごくおいしかった。
ネットを隔てた向こうでは、まだ戦闘中だというのに、こっちはのどかに昼食タイム。
あぁ、幸せだ。 今日はこのために来たといっても過言では……過言か。(ぉ

そうこうしているうちに、ゲームも終了。 続々と帰還する戦士たち。
夜鷹さんはうさみみを二つゲットしていました。 やるなー。
60人弱が一斉にカレーをむさぼる絵は壮観です。写真撮ってないけど。(ぉぃ
早々とゲームを終わったチームは、それぞれに談笑。
うち、社長や教官など、ダンディズムあふれる数人が葉巻を吸っておられたので、思わず撮影。

葉巻社長

なんでこの社長は、いちいち絵になるんだろうか。
そのうちに社長&辺境紳士さんのサイン会がスタート。
ここで、雲空本を忘れたことに気づく。
……まぁ、荷物を減らしたいがために“故意に”忘れたのですが。
一部の方は、名札にサインをもらったようですが、そこまでする気力もわかず。
ぼぉーっと、座り込んでいました。
ま、またいずれ、何らかのチャンスがあらぁね。


後半戦
五月九日 一三二〇

MISSION .05 : チームバトルロイヤル part.2

さて。
仕切りなおして、もう一度、チームバトルロイヤルのお時間です。
今度は作戦変更のC1チーム。
うさみみ装着を別の人(失念しました、申し訳ない)に移し、Aフラッグの上・Dフラッグの左の角に拠点を構え、中央のやぐらにうさみみの人を座らせ、拠点防衛の形に。
私は、Aフラッグ方面の前衛を担当。

しかし、前に出すぎたのか、やたらめったら集中砲火を浴びて、迂闊に頭を出せない状況に。
それでも、激しい弾幕の合間にフルオートで三連射・四連射を行って、一人撃破。
ほかにも、林の向こうに人影が見えたので、数発射かけてみると、実は家政婦さんだったり。やっちまったい。(汗
ただ、調子に乗ってばらまいていると……

私:「やっべ、マガジンあと一つや……(汗」

しかも、前方の構造物に籠城の態勢をとったのは、どう見ても大佐殿。
二、三発、威嚇で撃ってみるものの、まるで威嚇にもならない。
しかも、敵方の会話を聞くに、こちらの配置を読まれているばかりか、戦備も増強している模様。
この戦線を抜かれるわけにもいかないので、斜め後方で戦線を構築している友軍と連携しつつ、防戦に徹することに。
あぁ、フルオートで撃ちまくれる初心者さんたちがうらやましい。

その後、しばらくこう着状態が続き、後ろの友軍が突っ込んでみたりするのを支援していると、ほんまに弾が無くなってしまった!
威嚇で撃ち続けるカラ撃ちの音が空しい。
どうやら、友軍もみんな弾切れの様子。 万事休すか。
それでも、戦死扱いで降参するのはもったいない。
いけないことと分かりつつも、我慢できずに、地面に落ちてる敵弾を拾って、一弾ずつ込めては撃つ。
旧日本軍のようなジリ貧状態に陥りながら、敵方に一歩も踏み込ませないまま、終了の合図。
「ほぅ」と深いため息。 護りきった、なんとか。

ここまでで、スコアは3戦死/2撃墜。 まだ頑張れる。

MISSION .06 : ノルマンディー上陸作戦 part.1

さぁ、ついにやってきました。
おそらく、みんなが待ち望んだ本日のメインゲーム。
我らが教官殿ご推薦の「ノルマンディー上陸作戦」です。
あの、戦史上最も有名な、史上最大の上陸作戦・「オーバーロード作戦」を題材に取ったゲームで、防衛側は1マガジン制限で復活なし、攻撃側は弾数制限なしで復活無制限という、防衛側絶対不利のもと攻撃側がフラッグを獲得するまでの時間を競うもの。

最初のゲーム、我がカレーチームは、防衛側。
社長や大佐、夜鷹さんの赤軍の攻撃を防ぐ側です。
布陣を敷くために最初にフィールドインしたとき、教官は言いました。

教官:「この戦いでは、我々はすでに敗北しています。 しかし、我々にはいまだ抵抗する力があります ――」

たしか、こんなこと言ってたような・・・・・・?(うろ覚え
そこで、できるだけ攻略への時間を稼ぐため、教官の指示で入口からBフラッグに至るまでの経路に幾重もの防衛線を構築することに。
私は、第一防衛線として入口を入って右側の草むらに身を伏せることに。
入口付近の両翼に3人ずつ配置、突撃してくる敵兵に十字砲火を浴びせる構え。
今回も、できるだけ一気に何人も仕留められるように、フルオート射撃を敢行することに。
構え方や姿勢のチェックに余念なく。

そうこうしているうちに、合図のブザーが鳴ってゲーム開始。
障害物越しに入口のほうを覗くと、わらわらと入り口前に集まってくる赤軍メンバー。
入口からまっすぐフィールド中央に延びる道に照準を定め、刻を待つ。

赤軍兵士:「うおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

雄たけびとともに突っ込んでくる、敵、敵、的!(ぇ
あっという間に射程に入ってきた敵兵に、弾丸をたたきこむ。
狙う必要もなく、面白いように当たる。
不意にサビキの撒き餌に入れ食い状態なイワシを思い出した。(わかる人にゃわかる
2人倒した、と思い、マガジン切れに気づく。 あわてて交換しているうちに、潮が引くように敵兵が外に出ていく。

赤軍兵士:「ちょっ、なにアレwww(泣」

というような声が、ネットの向こうから聞こえてくる。 そのあわてた声に口元がゆるむ。
入口すぐでの弾幕攻撃に、最初の勢いはどこへやら、すっかりひるんだ赤軍メンバー。
なかなか第二波が来ないので、急かすように声を張り上げてみる。

私:「さあ〜こぉいっ!!」

・・・・・・こんなところで、半年間の高校野球生活の経験が役に立つとは、思いもしませんでしたよ。(苦笑
この声に押されたのか否か、やけくそ気味に雄たけびをあげて再突撃を仕掛ける赤軍。
前回の反省を生かし、うちっぱなしから、断続的な三連射に撃ち方変更。
やはり、当たる当たる。 それでも後方から、屍を越えて迫りくる敵兵たち。
一度、敵方の大佐が道から外れて、まっすぐこちらに向かってくるので、あわてて集中砲火を浴びせる一幕も。
一気に4名を倒して、第二波も壊滅。
相手が作るわずかな間隙でマガジンチェンジ。 この動作もずいぶん早くなってきた。
怒涛のごとく突っ込んでくる赤軍。 これが最後と撃ちまくる私。
とにかくすぐにヒットコールがあふれるので、誰が倒したかさっぱりわからない。 自分が今まで倒した数も分からなくなってくる。
すべての弾を撃ち尽くし、第三波も終了。 3人ほど倒したような。
弾が尽きればもうすることがないが、自決もなんなので、見つかるまで潜伏することに。 障害物の陰に丸まる。
第四波。 第一防衛線の同志たちも弾が尽きてきたらしく、徐々に友軍の連射音が薄くなり、敵兵の雄たけびが大きくなってくる。
つづく第五波。 もはや反撃するすべがなく、第一防衛線陥落。
赤軍メンバーの靴音が周囲を駆け、第二防衛線らしき銃撃が始まる。 再び響き渡るヒットコール。 しかし、我が身が撃たれる気配がない。
しばらくして、ようやく背後で「チャキッ」という音。 銃声。 バシッと走る痛み。
「救われた」と感じたとか何とか。

結果、赤チームの攻撃時間は7,8分だったらしい。
私は、戦死1/撃墜9。 しかし、記憶があいまいだったので、撃墜数は「6」と記入。
通算では、戦死4/撃墜8。 意味がわからん。ノルマンディ最高。

MISSION .07 : ノルマンディー上陸作戦 part.2

攻守交代。
カレーチームとしては、自分らがやった戦法を相手もやってくると考えると、今更ながら恐怖が・・・・・・
赤軍のフィールドインから数分、フラッグブザーの合図で、カレーチームメンバーも入り口前に集結。
そこで、作戦会議。 対策として、志願者による“肉の壁”隊が先発することに。

教官:「肉の壁する人〜」
私含め数名:「「行きます」」
カレー兵士:「ちょww おまえらマゾかwwww」

みたいな会話があったとか、なかったとか。
そして、

教官:「行くぞぉぉぉxっ!!!」
カレー兵士:「「「うおおぉぉぉぉ!!!!」」」

ばさぁっ

しーん

あれれ?

鳥の鳴き声、風が葉を揺らす音、柔らかく降り注ぐ日光、静まり返った戦場。
予想された分厚い弾幕は、まったくなかった。
拍子抜けしたカレーチーム、しかし、慎重に歩みを進める。
でも、敵の弾は一発も来ない。 おかしい、明らかに変だ。
不安からか、大声をあげる友軍。

カレー兵士1:「社長を殺せ!」
カレー兵士2:「出てこいや社長!!」
カレー兵士3:「いねが〜 社長はいねが〜」

私:「いてもうたるぞ!!!」

ガラ悪すぎ。 主に私。 関西人の悪いとこ丸出し。(恥
大声だして安心したか、どんどん突き進むカレーチーム。
だんだん、所々で散発的な銃声があがりはじめる。 どうやら赤軍はフラッグ周辺に潜伏をしているらしい。
私も、障害物に身を隠しつつ、進撃。
藪地帯に到達して、迂回ルートを行こうとすると、藪の向こうで何かが動くのを視認。
赤いものがちらついた気がして、藪ん中に3,4発撃ちこむと、同時にヒットコールが。 撃墜ゲットです。
しかし、何かがおかしい。 引き金が重い?
続けて敵と遭遇して撃ち合ってると、獲物の駆動音がどんどん重たくなる。
ついには、うんともすんとも言わなくなった。 頭を貫く衝撃。
・・・・・・・・・・・・

電池切れたぁぁっ!!orz

始まる前は
「セミオートでしか撃たないから平気だもんっ!」
と言ってたはずなのに、意外にもフルオートが楽しすぎたので、調子に乗って撃ちまくってたら、レビュー通りもたなかったようです。
なんてこったい。
戦死扱いにしてすごすご退散。
その後、色々あったようですが、結果的にカレーチームの攻略時間のほうが早かったそうな。 よかったよかった。
戦死5/撃墜9。 そんなことより電池を何とかしなくては・・・・・・っ!

MISSION .08 : 要人警護戦 part.1

お亡くなりな電池は、フィールドさんに急速充電をお願いし、その間のウェポンは、「使う暇ねえから」と夜鷹さんのM92Fを借りることに。
う〜ん、この銃もかっこいいなぁ。(あかんで

要人警護。 それは、高貴なる人物を安全に目的地到着まで護り抜く、きわめて高度な技術を要する任務。
さて、今回の要人は。

風船つきネコミミをつけた変態さんです!

・・・・・・
ま、おなじみですよね、ある意味。
教官がテキトーに呼んだ番号で、同じCチームの瀬尾さんに決定。
偶然にも、現在のところCチームのトップエースが要人となることに。
これがまた、かっこいいんだこの人が。
ネコミミを着けずにすんだからなのか、俄然テンション↑なカレーチーム。

カレー1:「では、要人はご主人さまと呼ぶことに」
カレー2:「ご主人様っ、命に代えてもお守りします!」
カレーガイ:「守ってやるぜご主人ー!!」

「ご主人」・「ご主人様」と、某メイドガイ風に連呼する野郎たち。 なんだこいつら。(おめーが言うな

入り口前。
通過するフラッグに混乱があったので、教官が社長に確認をとることに。

カレー:「あ、教官戻ってきた」
教官:「和平は失敗だ。これより教官は修羅に入る!!」
カレー:「おぉぉ!」
教官:「鬼と会えば鬼を切り!」
カレー:「かっけぇー!」
教官:「女と会えば女を抱く!!」
カレー:「いやいやいや!?」
※ セリフは教官のレポートからお借りしました。

教官の言葉、そしてご主人様の「褒美を遣わす」発言で、カレーチームは最高潮に。
そして、背が高い人が呼ばれ、ご主人様の盾となることに。 またも“肉の壁”です。
雄たけびとともにフィールドイン。
侵入後、ちょっとしてから周囲ではじける着弾音。
しかし、敵の姿が見えない。
“肉の壁”なぞいっておられず、火力集中で前方の敵を倒すために、教官の後に続いて攻め入ることに。
しかし、見えない敵からの攻撃に、進撃ままならず、障害物に身を伏せるカレーチーム。
ご主人様に何発も当たったようですが、頭上の風船には当たらなかったらしく。
と、ご主人様のご様子をうかがってると、私が隠れる障害物に弾着。
どこから撃たれてる? と周囲を見回すと。

ちょうど、木の幹にあたってこっちに向かってくる弾がっ!!

私:「のわっ! ヒットヒット!!」
カレー兵士:「ぬわにぃっ!?」

跳弾にやられました。 あぁ、怖かった。(ガクブル
その後、なかなか風船が割れなかったそうですが、結局、最初のフラッグにすらたどり着けなかったようで。 完敗。

MISSION .09 : 要人警護戦 part.2

攻守交代。
赤軍の要人は、社長でなく辺境紳士さんがするそうな。
そうか、あのジェントルメンも変態さんなんですね。(コラ
跳弾にやられている間に、相棒の充電完了。 やっぱ、もう一本バッテリを買おう。

一足先にフィールドイン。
私は2番目の通過点、Cフラッグの後方のアスレチックの下に潜伏することに。
フラッグめがけて突撃してくる敵を、足元から滅多打ちな作戦です。
やがて、フラッグブザーの合図でゲーム開始。
しかし、
待てど暮らせど、敵が来る気配なし。
遠く、入口付近では交戦中らしい。
鶯の風流な鳴き声に耳を傾けているうちにゲーム終了。
どうやらノルマンディーのごとく、友軍が入口すぐで弾幕を張ってたらしく、あっという間に赤軍が壊滅したんだとか。
赤軍メンバーは、「ルールがひどい!」と不満で満ち溢れてました。
確かに守備側を規制するルールは必要かも。
この時点でスコアは、戦死6/撃墜9。 このまま勝ち越しで行きたいっ。

MISSION .10 : 三つ巴フラッグアタック

今度は、社長が「三国志」と呼ぶ、三つ巴フラッグ。
およそ、20人対20人対20人。 大人数が可能にした三竦み戦です。

3つのチームの戦闘力を均等なものにすべく、余ったチーム(どこか忘れちまった)を不規則に分解し、 入口からほど近いEフラッグに陣取ったカレーチームは、社長いわく「北の曹操」軍。
正直なところ、いまだに各フラッグの位置をはっきり認識できていない面々。
とりあえず合図のブザーのなった方向に進むことに。


よくわからないままに戦死。 ほんま、全っ然覚えてない。(ぉ
なんか早く終わっちゃったので、まさかのかき氷タイム。
かき氷なんて、何年振りだろう。 ブルーハワイなんて、前に食ったのいつだろう。
ゲームは結局時間切れ、生存者も入交り、みんなでかき氷タイム。
大阪の時も感じたけど、サバゲフィールドの人たちって、得体のしれない集団に対してもすごくノリがいいよなぁ。

そうこうしている間にイベントも終盤へ。 ラスト一時間。
大佐はここで体力温存のため、早めに戦線離脱。 輸送任務、本当にお疲れ様です。
かき氷を食べ終わると、社長たちの相談により、もう一度ノルマンディーを行うことに。
スコアは戦死7/撃墜9。 うおぉ、燃えてきた。最後に稼ぐぜ!

MISSION .11 : ノルマンディー上陸作戦 part.3

最終のチーム分けは、カレー:A/C、赤軍:B/D。
まさかの社長チームがカレーチームに編入です。 なんじゃこりゃ。
先攻はカレーチーム。 社長と教官のタッグは、負ける気がしない。

さて、最終ということで、大阪のうさみみ社長もうさみみ装着!(シャキーンッ
今回唯一の女性メンバー、神無宇宙さんに振り向きざま、
「ウサミミッ?!」と驚かれましたが、
「トレードマークですから」と笑顔で返しました。
そう、これは私の体の一部。
今まさに私は、完全体:“フルアーマード・たける”に変形したのだぁ!!(変態になっただけ
ダテにこの姿で、梅田や天王寺を歩いちゃいねぇぜぃ!(最低

うさみみが眩しい
(家政婦さん撮影)

いざ、突撃っ! の前に教官から提案。

教官:「『5、4、3、2、1』とカウントしつつ『5、4、3、2、』で突撃するんです」
カレー兵士:「それで行きましょうww!」

教官:「よし、行くぞ! 5、4、3、2 ――」
カレー兵士:「「「うおおぉぉぉぉ!!」」」

ばさばさぁっ

ひゅばばばばっ

カレー兵士:「「あだだっヒット、ヒットォッ!!!」」
教官:「あれぇ?(苦笑」
カレー兵士:「「「教官んっ?!」」」

教官の作戦、ものの見事に大外れ。
もはややけくそ気味に突撃するカレーチーム。 バタバタと倒れる彼らを盾に、さらに奥へ踏み込む私。(非道
攻勢側としては、ようやく活躍できた気が。
もっぱら攻勢部隊の後ろをついていくばかりでしたが、それでも援護射撃程度に2人の撃墜を獲得。
ついに撃墜数10人越え! どないしたんや今日の俺?!

MISSION .12 : ノルマンディー上陸作戦 part.4

いよいよ最終決戦。
より多くの撃墜を欲した私は、今回も最前線にて弾幕を張ることに。
今度は入口右、左翼よりも広く開けた草むらの中に身を伏せました。
入口までは20mもあったかどうか。 後方にはネットの向こうにセーフティエリアが見えます。
さすがに近すぎかと思いましたが、ちょっと遠くなると絶妙な位置の木々に視界が遮られるので仕方なく。
後ろに引こうにも前方より草深くなっていて、立ち上がらないと越えられないほど。 まさに背水の陣で華々しく散る覚悟。
気づくと、前方にカメラを構える家政婦さんの姿。 思わずピースで撮ってもらいました。

普通の人には見えません(ぇ
(家政婦さん撮影)

いよいよ開戦。
雄たけびとともに突撃を開始する敵。
今回も三点バースト風に、数発ずつの連射を実行。
3人を撃墜し、マガジンが空になったころに第一波撤退。
この調子で、と素早くマガジンを換えるも ――

バラバラバラバラバラァァッ

「うわだだだぁっ、ヒット、ヒットォ あたっ」
得物、頭、額、ゴーグル、首、肩、手、腰、足、etc...
ありとあらゆるところを文字通り滅多撃ち、今までの戦死の数十回分に匹敵する銃弾を浴びせられて退却。
あちこちさすりながらセーフティに戻ると、そこにはネット越しに戦況を眺める大佐ひとり。
どうやらカレーチーム最速の戦死者のようで。(涙
大佐:「あれだけ近くにいちゃね(苦笑」
まったく、おっしゃる通りです。 とほほ。
その後、後片付けできるほど興奮もさめず、大佐と並んで戦況観察。
友軍は結構粘り強く戦っていたようで、なかなかフラッグの音はならず。
どっちが勝ったとか、全然覚えてません。 楽しかったからそんなのどーでもいい。(ぉ
こうして、楽しいときはあっという間に過ぎて行きました。


終戦
五月九日 一七〇〇

だから普通じゃ(ry

すべてのゲームが終了し、撤収準備へ。
まずは、全員で落し物の捜索です。
フィールドマップ右側から、横一線に並んで、ずぅ〜〜っと左側まで移動するもの。
何やら、社長いわく、“ネコミミ”という名の危険物を落としてしまったとのこと。
通報されてもおかしくないものを・・・・・・まだまだ社長も、危険物の取り扱いには甘いですな。(何様
ともあれ、捜索開始。
ずらーっとならんだ60人を見て、ふと思い出す。

私:「まんま、ランチェ(ランウェイ・チェック)やな」
昔入ってた航空部では、河川敷に作られたとにかく広大なランウェイで落し物が発生すると、すぐさまグライダーの発着を中断、ランウェイの端から端まで(何キロあったか覚えてない)走りに走って落し物を探すという過酷なイベントがあるのです。
どんな小さな落し物でも、グライダーの離着陸時に物がはねてグライダーに損傷が発生すると、乗組員の命の危険を伴う事態に発展する恐れがあるからです。
もう何年も前のことで覚えてないけど、たしか一度やった記憶があったりなかったり。

どうも、今日は昔を振り返りがちだな・・・・・・。

「こんなに広かったんや」とか思いながら、針金とかゴミっぽいものを収集。
社長のネコミミとか、参加者のハンドガンとかが見つかったそうで。 よかったよかった。

閉会式の前に、イベントの醍醐味、集合写真。
60人がうまく収まるように四苦八苦しながら撮影。
私は最上段、ベンチの上でうさみみつけて写りました。 さすがにこれだけの人数の集合写真は初めてだ。

閉会式。
社長は相変わらず、「お疲れ様でした」のみで教官にバトンタッチ。
教官は開口一番、

教官:「お前ら、素人なんて絶対嘘だろ!!www」

とおっしゃられたとか。 まったく同感。
むしろ、事前に知識をため込んでる上に、敵弾の恐怖がない分、歴戦の戦士より派手に動き回れる ―― というのは、私が大阪の銃撃戦で実感したこと。
今回も、この法則は崩れなかったようで。
また、このメンバーでドンパチやりたい ―― そう思えるほど、楽しいサバゲーでした。
教官の総括の後、最多戦死者と最多撃墜者の表彰。
最多戦死者の神原傘さんにはオリジナル屈辱キャップが、最多撃墜者の十六夜さんにはオリジナルエプロンが社長により手渡されました。
相変わらず、手が込んでいらっしゃるwww

最後の社長の「撤収!!!」でイベント終了。
やれやれ、なんとか倒れずに済んだ。(ほっ

この後、ちゃきちゃきと後片付けを済ませ、帰宅組を見送り、二次会参加者と駄弁り、駄弁り、駄弁り。
社長に業務提携を申し込んでみたり。

ローアングラー

社長をローアングルで撮影したり。(ぉ
社長の「そろそろ関東以外でも」の言葉に、夜鷹さんと一緒になって「では是非大阪に!!!」と猛アピールをしたり。
智蔵さんやロキルスさんほか、Y.E.T.リアル桃鉄参加者とともに、リアル桃鉄の魅力について語り合ったり。
関西版リアル桃鉄は、ある意味で関東よりカオスであることは伝えられたかと。
社長は「地下鉄」という点に難色を示されたけど、地下鉄ゆえの特別ルールや、戦略の組み立て方次第でいくらでもやりようがあるのです。
“日本一のドル箱路線”御堂筋線の梅田‐天王寺間でのうさみみ乗車は、かけがえのないものが得られる貴重な体験です。(笑

その後、二次会会場へ大佐の車で移動。
助手席に座った私は、後ろに座った夜鷹さん、ロキルスさんを完全に置いてけぼりにして、大佐とF1について語ってました。
そっか、F1レビュー、やっぱ書かなきゃなぁ。

ちょいと遅れ気味に二次会会場到着。
40人が一堂に会するお座敷です。
よくこんなところ取れたな。さすが家政婦さん。
社長の乾杯の音頭で宴会スタート。
私は、関西出身のFuhdukiさん、実は同じ市出身というNezardさん、そしてわれらが社長と同じ机に。
周囲の机には教官とか家政婦さんとか。
なになに、いいの、私がこんなところ座って?!

もはや足しか見えない・・・

左から社長、Fuhdukiさん、Nezardさん、たけるの図
(家政婦さん撮影)

バスの時間が刻一刻と迫っていたので、バーっと飲んで、ガーっと酔って、ドバーっと流してしまうことに。
これまでで一番のスピードで、ビール、カクテル、梅酒ソーダを飲み干しながら、肉ばかりパクパク。
社長とは、同じイベント会社(架空)を運営する身として、今後のイベントの可能性を語り合った気がします。
この人、またとてつもないこと考えてますぜ・・・・・・。

そうこうしてるうちに、あっという間に時間が。 泣く泣く撤退することに。
なんか挨拶できる場がもらえたので、しっかり関西のイベントのこともPR。
・・・・・・しますよ、リアル桃鉄。 マスク装着を推奨してでも開催しますよ?(何
ま、そのころには、一時的にしても終息していると信じていますが。


帰還
五月九日 二二〇〇

帰りは駅まで大佐と一緒に。
この後、大佐は一足先に帰宅されるそうで。
「また、会いましょう」と言って別れました。
最後にちらっと振り返って、「ほんまに、ええ人と知り合えたなぁ」と思ったとか。

汗をだらだら流しつつ、電車に乗り込み、秋葉原から山手線へ。
秋葉原駅では、トイレを探して右往左往、電車を一本乗り過ごす一幕も。
よくもまぁ、みなさん、あんなところで桃鉄なんぞやったものです。 ごちゃごちゃしすぎやろ、あの路線図。
「このうち、何本か廃止しても、首都機能に問題がないのでは?」とか思いました。
東京駅の広さと閑散ぶりに驚きながら、バス乗り場に到着。
さすがに疲れ果てて、バスの中ではようやくまともな睡眠がとれました。
翌7時、大阪駅着。
こうして、連続不眠時間(8日15時〜10日1時)=約34時間の、若さと気合いで突っ走った、わけわかめ関東遠征が終わりを告げました。


総括 的なもの
五月二三日 〇九〇〇

づ が れ゙ だ 〜 (主に執筆的な意味で

さて、あの激戦から二週間もたってしまった後の総括的なコメントですぜ。
ほんま、自分の記憶力だけには頭が下がります。(正確性は別問題

まず、個人的な感想を。
とにかく、今までで一番楽しいサバゲでした。
30人といえば、陸軍の一個小隊に相当する人数。
その大人数で野山を駆けてぶつかり合うのですから、まさに“戦争”の様相でした。
今回の私のスコアは、戦死9/撃墜14。
撃墜が戦死を上回ったこと、撃墜数が10を超えたことなど、大満足な内容でした。
だからと言って、これ以上銃は買いませんけどねっ、置くところないし。(切実
当社銃撃戦事業部は、まだまだ継続の方針。
ちょっとずつ規模を拡大しながら、年に一回程度は実施したいですね。

また、参加することによって、より多くの人のつながりを得られたのも大きな収穫でした。
大事なのは、金より“つながり”ですよ。
今回得たつながりが、何らかの形で実を結ぶことを期待しましょう。

イベント運営において、社長の運営能力の高さに脱帽。
こちとら20人でも手一杯で散々な結果に終わったのに、その三倍の人数を集めてもなお、頻発するトラブルに全く動じず、的確に指示を飛ばす姿に感激しました。
あの自信と精神、私も今のうちに身につけておきたい。
それと、社長自身で動かずに周囲の人で動かしていけるところがすごいな、と。
自分はどうも、自ら動いて確かめないと気がすまない質なので、一つ一つのトラブルに正面から立ち向かう半面、そのほかには頭が回らず、事件がどんどん多くなると処理しきれなくなっちゃうんですよね。
運営面でいろんな人にお手伝いいただいてますが、それでもなおトラブル解決に時間がかかりがちで、ゆえに長い準備期間が必要になる。
たった一ヶ月ですべてを作って提供する気にもなれないけど、まだまだ改善の余地がある、と感じました。


最後に
今回も(主催イベントではなかったとはいえ)多くの人に助けられて、楽しい思いをさせていただきました。

無理を言って参加してもらったばかりか、関東における行動のサポートをしてくださったcolonelさん、

社会人一年目でとくに忙しいのに、装備導入をはじめとした、さまざまなことにアドバイスをくれた夜鷹さん、

なんか、いっぱい写真を撮ってくださった幻想の錬金術師さん、

豊かな知識と確かな視点で、いろいろサバゲについて勉強させてくださった教官と経験者の方々、

奇跡的な団結力を示した(褒め言葉的な意味で)変態なバカたち、

そして、Y.E.T.社長と、それを支える優秀な職員・家政婦さん、

毎度毎度、言葉足らずで恐縮ですが、めちゃくちゃ楽しかったです!
ありがとうございました!

よっし、この勢いで製作もラストスパートや! いいぃぃぃやっっっほぉぉぅぅぃ!!(壊れかけ


主催者:吉村麻之 様 http://mukiryokukan.sakura.ne.jp/
イベント・レポートページ:http://mukiryokukan.sakura.ne.jp/YET_4_5th/report/

本レポート執筆者:武尊(たける) http://usra.uijin.com/